常に危機感を持ち、時代を超えて変化し続ける姿勢

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  • 丸紅株式会社
  • 人事部長
  • 鹿島 浩二 様

日本を代表する五大総合商社の一つである、丸紅株式会社。2018年に創業160周年の節目を迎える。2017年度は史上最高益を達成し、2018年度も史上最高益を再び更新する見通し。老舗企業でありながらも躍進を遂げる同社の取り組みや今後の人事について伺うべく、株式会社ビズリーチ取締役の多田洋祐が、丸紅株式会社人事部長である鹿島浩二氏にお話を伺いました。
(所属・役職等は取材時点のものとなります)

丸紅株式会社 人事部長 鹿島浩二 氏

株式会社ビズリーチ 取締役 キャリアカンパニー カンパニー長 多田洋祐

危機感があったからこそ、160年の歴史を築くことができた

 

丸紅(株) 対談写真02

─過去10年における時代の変化をどのようにお考えでしょう。

鹿島氏(以下、鹿島):私は丸紅に入社以来、ほぼ一貫して人事に向き合ってきました。現在のビジネス環境は、過去10年の変化と比べてみても、「今までの延長線ではない、大きな変化の波が起こっている」というのが実感です。たとえば、デジタルの進化や、ミレニアム世代の台頭、GAFA(※)をはじめとしたビッグプレーヤーたちの出現について、ここまでの勢いになるとは予測できませんでした。この変化に比べれば、それまでの変化は些細なことだったと思います。

この大きな変化は、丸紅の経営陣も実感しています。2017年度は史上最高益を達成しているものの、社長は「このままだと、5年後、10年後はどうなるかわからない」と危機感を抱いています。

多田:好調のなかでも危機感を感じているということでしょうか。

鹿島:そうです。むしろ歴代の経営者が常に危機感を持っていたからこそ、160年間成長し続けてこられたのだと、私は思っています。時代の変化を感じとるだけではなく、丸紅自体も変化しなければなりません。

多田:ビズリーチも長きにわたって世の中に価値のあるサービスを提供する会社でありたいと考えています。

ビズリーチは採用領域で企業と個人を直接つなぐプラットフォームを作り、企業とビジネスパーソンの選択肢と可能性を広げることにまい進してきました。これまで、日本の中途採用には個人に直接アプローチするツールがありませんでした。

先ほど鹿島さんがおっしゃったように、世の中は大きく変化しています。企業の存続には、企業経営のあり方、ひいては採用のあり方を変えていかなければいけません。ビズリーチが提唱する「ダイレクトリクルーティング」によって、企業が欲しい人材を能動的、かつ主体的に採用し、企業経営が前進すれば良いなと考えて事業を運営しています。

鹿島:今お話を伺っていて思ったのですが、この10年を見ると、社員のキャリアの捉え方が変化していますね。特に若い人たちのキャリア観の変化が顕著で、自分のキャリアは1つの会社だけでは形成できない可能性がある、と考える人も増えてきました。これからは「自分は何ができるのか、何がしたいのか」を考えることが非常に重要です。

 

 

(※)グーグル(Google)、アップル(Apple)、フェイスブック(Facebook)、アマゾン(Amazon)の4社のこと。

 

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